【予言的中】阪神2年ぶりVに岡田前監督が「確信」の笑み!? 防御率1位を支えた坂本の「神リード」と“外角信仰”の終焉
「普通にやったら勝てると思っとっとったけどな」
リーグ優勝の歓喜に沸く阪神タイガース。そのベンチに、かつてチームを日本一へと導いた岡田彰布オーナー付顧問(67)の姿がありました。2年ぶりの王座奪還。周囲が熱狂する中、岡田氏はどこか当然の結果であるかのように、晴れやかな笑顔で投手陣の奮闘を称えました。
今、SNSやファンの間で話題沸騰となっているのが、岡田氏が指摘した「勝てる方を選んだ」という勝者のロジックです。なぜ阪神は、わずか1年でこれほどまでに「負けないチーム」へと変貌を遂げたのか。その核心には、正捕手・坂本誠志郎(31)による驚異的な意識改革がありました。
岡田氏が語る今年の勝因を冷静に分析すると、現代野球における配球の常識を覆すデータが浮かび上がります。
- 驚異の防御率:1試合で3点取られない計算の立つ投手陣の安定感。
- 外角依存からの脱却:24年に連覇を逃した最大の要因とされる「外角への逃げ」を徹底排除。
- 内角攻めの徹底:追い込んでからのインコース真っすぐを主体とした強気のリード。
昨シーズン、阪神は勝負どころの巨人戦やクライマックスシリーズにおいて、外角低めへの「原点」に頼りすぎた結果、痛恨の適時打を浴びて涙を呑みました。岡田氏は当時の梅野捕手と高橋投手のバッテリーを例に挙げ、「追い込んでから内角にいけばいいのに、外を打たれた」と厳しくも愛のある指摘を続けてきました。
しかし、今年の坂本捕手はその「失敗の教訓」を完全に見事に昇華させました。岡田氏は「今年は去年の失敗を生かして、しっかり内角を攻めている。野村克也さんの時代のような外角低め神話は今の野球には通用しない。困ったらインコース真っすぐやろ」と断言。140キロ後半を超える直球を内角に投げ切れる厚い投手層と、それを要求し続けた坂本捕手の勇気が噛み合った結果こそが、この2年ぶりの歓喜に繋がったといえるでしょう。
23年の「自信」と24年の「挫折」。この2年間で勝ち方と負け方の両方を血肉に変えた選手たちは、もはや迷うことはありませんでした。岡田氏が伝えてきた勝負の鉄則を、現場の選手たちが自らの経験として証明してみせたのです。
「勝ちたかったら、勝てる方を選ぶ」というシンプルかつ究極の法則。岡田氏が授けたこの勝負哲学こそが、新生・阪神タイガースを常勝軍団へと押し上げる最大の武器になったといっても過言ではありません。
黄金時代への足掛かりを固めた猛虎。坂本誠志郎という司令塔が導き出した「内角の答え」が、今後のプロ野球界の配球論をどう変えていくのか。